草刈りでは、バックホウを用いて篠竹はもちろん
つる状の草の除草もおこないます。
水田整地では、排土板が自動で動くマシーンコントロールが付属されているブルドーザーを用いて作業を行います。
荒れた田んぼや畑も特殊な重機で蘇らせます。
椎名土木では、暗渠排水も行っています。
水田を必要なときに乾田化するための方策の一つです。
施工前は、「中干し時期(6月と8月)」が必要なときに水田が乾田化しにくいという問題がありました。
乾田化しにくいまま稲刈りの収穫時期を迎えると、稲が倒伏しているところがあり、稲刈機械のコンバインで田んぼに入ると“あんきょが悪い”ため「ぬかる、車輪がもぐる」状態で、上手く稲を刈り取ることができませんでした。
この状態ではコンバインのベルトや刈刃にかなりの負担がかかるためコンバインの部品が痛みやすくなってしまい、機械全体の寿命が短くなってしまいます。そのため、乾田化していない部分の稲刈り作業には2倍以上の時間もかかってしまい、軽油の消費量も増えてしまいます。これらの問題点を義父から受け継ぎ耕作を始め5年間続いていました。毎年、困り果てていた時に、近居の耕作のベテランに相談をしたところ有限会社喜多住宅設備の萩原吉春社長と元萩原土建の岩内和雄さんのご紹介で水田の整地やあんきょ工事において実績のある椎名土木の椎名社長に巡り逢うことができました。田んぼの名医との出会いでした。
素人ながらいろいろネットで調べ推測したが分からないままに椎名社長に相談しました。
椎名社長は当該田んぼを診て、「あんきょ排水があっても水はけが悪くなっていると思われる」と、的確に名医のごとく診断してくださいました。
原因は、
①排水管の耐久性の低さや経年劣化
②排水管自体の排水性が低い
③排水管の目詰まりもある
と、考えられるということでした。
これらの想定される問題点に対して椎名土木の社長は問題点を浮き彫りにするために水田の問題箇所に鉄の棒を差し込んであんきょの位置の確認をおこないました。また、あんきょ管を掘り起こし、水圧をかけて排水性の確認をおこないました。その後、問題箇所を複数掘り起こして確認を進めると、結果、40年前に施工されたあんきょは、すでに機能的には充分に役割を果たしてしまっていることが判明しました。そこで、新たにあんきょ管を布設することとなりました。
あんきょ管の敷設後、レーザー整地の専門家である椎名会長にゆがんだ田んぼの整地を行っていただきました。レーザー付きのブルトーザーで田んぼの凸凹を均平にしていただきました。このレーザー均平によって水田の土地と水面が一定になり、追肥や除草、害虫駆除に効果を発揮するようになりました。凸凹の田んぼが整地されて美味しい米が収穫できるようになること間違いないと確信しました。
椎名土木の会長、社長、社員の専門性の高い知識、経験そして実績は抜群の信頼性があります。
対応が「し」信頼できて「い」いつでも「な」納得できる仕事を提供してくれる会社と感じました。
上手くあんきょ工事を実施してくれたので梅雨入り前の好天を利用して土壌を固めることができました。それによって、梅雨期でも田面の水はけは良好になって、収穫期の地耐力が増して、秋のコンバイン作業が容易になります。とても嬉しいですよ。
お米の生産者の願いは、美味しいお米と品質の向上です。中干し時期に一度、田面をしっかり干して乾田化しおくと、収穫直前まで入水しておくことができるため、穂の登熟が良くなり、米の品質向上につながります。椎名土木さんは持続可能な農業の最高のサポーターです。依頼して良かったです。田面が乾田化しにくい、田んぼが凸凹で水の入りが悪いという方は、大切な田んぼを椎名土木さんに診断して処置していただけると良いと思います(^o^)/